医療法人泰豊会 十和田外科内科

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診療時間
午前 8:30-12:30 午後 14:00-17:30
土曜 8:30-12:30
休診日
土曜午後、第3・5土曜(午前・午後)
日曜・祝日、第2・4木曜午後休診

消化器外科

一般外科

消化器外科では一般外科として一般的なけがの処置を行います。切り傷や擦り傷、動物による咬傷、皮膚や皮下の腫瘍(できもの)の処置を行っております。
きずやできものは化膿してからでは治療に時間を要することがあります。外科専門医がおりますのでお早目に相談ください。

肛門疾患

おしりの疾患としてがん(直腸や肛門管)のほかにも痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔ろう(あな痔)などが挙げられます。
デリケートな部位ではありますが、おしり、肛門に関する症状でお悩みの方はこのような疾患である可能性もありますので、気軽にご相談ください。

消化器疾患

内視鏡システム
内視鏡システム

消化器内科は口からお尻までの食べ物が通る約9メールの管(食道、胃、小腸、大腸)と、肝臓、すい臓、胆のうなど食べ物の消化・吸収に関する臓器の病気を扱う科です。
おなかの痛みや下痢・嘔吐、便秘や胸やけといった症状の方はご相談ください。消化器科として扱う疾患は代表的なものとして、消化器のがん(食道・胃・大腸・肝臓・胆のう・膵臓など)のほか、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃腸炎、逆流性食道炎、胆嚢結石、そけいヘルニアなどが挙げられます。現在、悪性新生物(がん)は日本人の死因第一位であり、青森県におきましてもがんの罹患率は決して低いとは言えません。当院では消化器に関する診療は特に力を入れております。レントゲン装置、腹部超音波検査器、内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)を備え、消化器および内視鏡の専門医が診断・治療をおこないます。

負担の少ない経鼻内視鏡カメラ
負担の少ない経鼻内視鏡カメラ

当院では経鼻内視鏡カメラ(写真参照)も完備しています。
通常の胃カメラより細く、患者さんへの負担が少ない為、昨今注目されている内視鏡です。
また大腸カメラの場合は炭酸ガスを用いて検査いたします。通常の空気を用いた検査と比較しおなかの張りが和らぐといわれており患者さんの負担が軽減するものと思われます。
患者さんの状態やご要望に応じて使い分けております。

胃癌について
胃癌について 胃がんの多くは塩分の取りすぎや野菜・果物の摂取不足、喫煙やヘリコバクター・ピロリ菌の感染などに起因します。これらによっておこる粘膜の炎症が慢性胃炎や腸上皮化成を引き起こし、粘膜内の細胞ががん化することで発症すると考えられています。胃がんは早期発見された場合は根治率90%以上とされていますが、日本人に多いがんの一つです。男女とも50歳代から増加し罹患率、死亡率ともに男性の方が女性より高いとされています。胃がんの検査は①胃X線検査(硫酸バリウムを飲んで胃の形や粘膜の状態を見るレントゲン検査)➁自覚症状(胃痛、腹部膨満、吐血、黒色便、貧血、食欲低下、体重減少など)により「胃がんを疑うこと」から始まります。これらの検査や自覚症状で胃がんが疑われたら精密検査として経口もしくは経鼻内視鏡検査を行います。この検査はカメラ(内視鏡)を口もしくは鼻から胃の中に入れて内部を直接観察する検査です。胃がんが疑われた場合、場所や広がり、深さなどを観察します。そしてがんと思われる部位から組織を採取(生検)し確定診断を行います。胃がんと診断した場合は次に進行度(ステージ)を判定します。進行度に応じて治療を決定しますが、専門的治療が必要になりますので、胃がんと診断した場合(強く疑われる場合)は高度医療機関にご紹介いたします。
大腸がんについて
大腸がんについて 日本で新たに大腸がんと診断される患者さんの数(罹患数)は年間約14万人で、高齢化と食生活の欧米化などにより年々増えています。大腸がんはがんの罹患数の中では男性では4位、女性では2位で日本人にとって最も身近ながんの一つといえます。大腸がんの発生経路には①腺腫(せんしゅ)というタイプの良性の大腸ポリープが大きくなる過程でがん化する経路と、②正常な粘膜から直接がんが発生する経路の2つがあります。また大腸がんの約7割は直腸やS状結腸といった肛門に近い大腸に発生します。大腸がんがある程度大きくなると血便(便に血が付く)、便秘や下痢などの便通異常、腹痛などの症状が現れますが、早期がんではほとんどが無症状です。また大腸は長い臓器なので、症状の現れ方はがんのできた場所によって少しずつ違います。大腸の右半分にできたがんでは直腸がんやS状結腸がんに比べて症状が現れにくい傾向があります。大腸がん検診で便潜血検査(便の中に混ざっているわずかな血液を検出する検査)が陽性の場合や便秘や血便など大腸がんを疑う症状がある場合は、肛門から内視鏡を入れて大腸の中を詳しく観察する大腸内視鏡(大腸カメラ)検査を行います。がんを疑う病変がみつかった場合には鉗子という道具で病変の一部を採取し(生検)、顕微鏡で組織を調べます(病理検査)。そこでがん細胞が確認されれば大腸がんの診断が確定します。大腸がんの診断が確定した後は腫瘍マーカー検査(血液検査)、CTなどの画像診断を行い病期の進行度を判定します。このような一連の検査はがんの進み具合(ステージ)を正しく診断し、適切な治療を行う上で重要です。必要に応じて高度医療機関にご紹介いたします。
胃食道逆流症について
胃食道逆流症について 胃食道逆流症はGERD(gastro-esophageal reflux disease:ガード)といい、胃の内容物が食道へ逆流しておこる病気という意味です。様々な理由によって胃内容物の食道への逆流が頻繁におこるようになると胃酸のために、胸やけや口の中まで酸っぱい水が湧き上がる感じ(呑酸)がおこります。なかには狭心症と紛らわしい胸のいたみがおこることもあります。逆流症状のほか、胃酸のために食道粘膜がただれて食道炎がおこります。症状があっても食道炎の所見がない、あるいは食道炎があっても症状が軽いことがあるので、逆流による症状あるいは食道炎のどちらかがあればGERDと診断します。食道炎が治る過程で食道がひきつれて部分的に通りが悪くなる狭窄がおこったり、食道粘膜の表面が胃の粘膜に似た状態になってしまうバレット食道になることもあります。単純には逆流によるものとは考えにくい様々な症状(食道外症状)がおこることもあります。このような症状でお悩みの方はご相談ください。
ヘリコバクター感染症について
ヘリコバクター感染症について ヘリコバクター・ピロリ菌は胃に粘膜に生息しているらせん形の細菌です。胃には強い酸(胃酸)があるため通常の菌は生息できません。ピロリ菌はウレアーゼという酵素を持っていて、この酵素を利用するとピロリ菌の周辺をアルカリ性の環境にすることができます。胃酸を中和することで、ピロリ菌は胃酸の影響を受けにくい部位に生息しています。ピロリ菌に感染すると胃に炎症を起こすことが確認されています。この炎症が続くと感染部位が広がってヘリコバクター感染胃炎になります。長い炎症期間が続くと、胃粘膜の胃酸などを分泌する組織が消失した萎縮性胃炎という状態になります。さらに進むと胃粘膜は腸の粘膜のようになります。その後、一部の患者さんでは胃がんになることも報告されています。また、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の患者さんはピロリ菌に感染していることが多く、潰瘍の発症、再発に関係しているといわれています。薬を服用することによりピロリ菌を退治する治療を除菌療法といいます。胃潰瘍、十二指腸潰瘍の人がピロリ菌に感染している場合、この除菌療法を行うことによって完全ではありませんが胃潰瘍、十二指腸潰瘍の再発が抑制されることがわかってきました。

内 科

糖尿病内科

当院では糖尿病治療にも力を入れております。
糖尿病患者さんのほとんどの方は無症状で自分で症状を自覚しにくいのが特徴です。
当院の糖尿病治療、受診について詳しくはこちらをご覧ください。

脂質代謝内科

生活習慣病とは食習慣・運動習慣・休養・喫煙・飲酒等の生活習慣が原因となり発症・進行する病気のことをいいます。
代表的な疾患として糖尿病・高血圧症・脂質異常症・高尿酸血症などがあります。
当院ではこれらの生活習慣病に対する治療も行っております。

①高血圧症
高血圧症
血圧とは、血管(動脈)にかかる圧力(力)のことを言い、血圧が高い状態のことを高血圧と言います。診察室で測定した血圧が140/90mmHg以上、家庭で測定した血圧が135/85mmHg以上の時、高血圧と診断されます。(高血圧治療ガイドライン2019)血圧が高い状態が続くと、血管が厚く、固くなりしなやかさを失ってもろくなり(動脈硬化)、脳卒中・心筋梗塞・腎臓病などになりやすくなるため血圧を正常値に保つ治療が必要になります。生活習慣の改善、飲み薬により治療を行います。
②脂質異常症(高脂血症)
脂質異常症(高脂血症)
脂質異常症とは血液中のLDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪が高い状態またはHDL(善玉)コレステロールが低い状態のことを言います。脂質異常症になると、余分なコレステロールが血管にたまり血の流れが悪くなります。血の流れが途絶えると脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすことになります。このような病気を予防するために治療が必要となります。生活習慣の改善と飲み薬により治療を行います。
③痛風
痛風
高尿酸血症とは尿酸という物質が血液中に多くなった状態のことを言います。血液中の尿酸が関節にたまると関節が腫れて痛むようになったり(痛風性関節炎)、腎臓にたまり結石になると激痛を引き起こすことがあり注意が必要です。生活習慣の改善と飲み薬により治療を行います。

一般内科

丁寧な診療を心がけております

かぜなどの諸症状から気管支炎、喘息、花粉症治療、禁煙外来等内科全般の治療を行っております。
地域の皆さんの身近なホームドクター(かかりつけ医)として、日々の健康をサポートいたします。
※当院は十和田市立中央病院と医療連携しており、高度な治療が必要と判断した場合は紹介させて頂いております。

健 診

基礎健診、特定健診を行っています。
個人の方、企業の方、いずれも受け入れしています。

設備紹介

  • X線TV透視撮影装置X線TV透視撮影装置
  • マルチスライスX線CT装置マルチスライスX線CT装置
  • レントゲンレントゲン
  • エコー(超音波医療診断)エコー(超音波医療診断)
  • 内視鏡カメラシステム内視鏡カメラシステム
  • 各種リハビリ用マシン各種リハビリ用マシン
  • 血液検査機器血液検査機器
  • 感染症迅速検査機器感染症迅速検査機器